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カテゴリー:つた性植物

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多年草

クレマチス(Clematis) は、北半球に広く分布しているキンポウゲ科センニンソウ属の蔓性多年草である。
日本や中国では大輪のクレマチスを鉢に仕立てて鑑賞するが、ヨーロッパ原産種およびその交配種は花が小さいことから、ヨーロッパでは主に修景に用いられる。
最近はバラと組み合わせてオベリスクやアーチに絡めたり、ワイヤーで誘引し壁面を這わせる仕立て方が人気でイングリッシュガーデンの主役を飾るクレマチスは「蔓性植物の女王」と呼ばれている。

クレマチスには大きく分けて、つるを残し越冬する旧枝咲き(モンタナ系、パテンス系など)や新旧両枝咲き(フロリダ系、ラヌギノーサ系など)と地上部が枯れ翌年に新枝を伸ばす新枝咲き(ビチセラ系、ジャックマニー系など)がある。

パテンス系
パテンス系のクレマチスは、カザグルマの仲間。大型の一輪咲きで花弁が8枚の花。5~10月の四季咲き性の系統です。濃い花色のものが多く、多花性で強健なので、庭植えに向く系統です。

ジャックマニー系
ジャックマニー系のクレマチスは、ウィティケラを親とした雑種。

モンタナ系
モンタナ系のクレマチスは、小型で数輪咲き。壁面を覆いつくすほど花が着く。

インテグリフォリア系
インテグリフォリア系のクレマチスは、小型(花の大きさが3㎝以下)で花弁が4枚の釣鐘型の下向きに咲く花。木立ち性または半つる性で、四季咲き性が強い系統です。
四弁半開状の花を下向きに咲かせるのが特徴です。冬には地上部が枯れ、翌年地面から新しいつるを伸ばします。丈夫で扱いやすい系統です。鉢仕立てや庭植えに向きます。

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